|
|
|
名称 淨教寺のソテツ (じょうきょうじのそてつ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ソテツ
樹高 不明 (低い)
目通り幹囲 6.5m(注2) 株全体の根回り
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 奈良県奈良市上三条町
〃 3次メッシュコード 5235−06−16
〃 緯度・経度 北緯34度40分56.1秒
東経135度49分30.8秒
奈良市指定天然記念物(1979年5月14日指定)
撮影年月日 2023年5月17日
注1)奈良市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)奈良県が設置した保護樹木案内板に「江戸時代初め、浄教寺が現在地に開寺されたときから植えられていたと推定」とあることから
この日は徒歩で、奈良公園を中心に巨木探訪散策。その第1本目がこのソテツ。
ソテツが植えられているのは、浄土真宗本願寺派九條(条)山淨(浄)教寺。
置かれていたリーフレット(注4)によると、知勇兼備の武士であった河内国八尾の庄司真野将監行延(ゆきのぶ?)が親鸞の直弟子となり寛元2年(1244)に出家、行延(ぎょうえん?)の法名を賜って当寺開基となった。
11世行心のとき(1530)、八尾から現在の大和郡山市西城町に移り、さらに慶長8年(1603)、徳川家康から現在地に寺地を拝領して再移転したという。
本堂の手前、右手に大きなソテツがある。当地移転から間もない時期に植えられたと推測されているようだ。
一本の株から全部で25本の幹が出ているらしい。
幹の一本ずつを見れば大した太さではないが、全体のボリューム感は大したもの。
淨教寺の位置は、近鉄奈良駅(地下駅)の南西300mほど。繁華な市街地にあって、こんなソテツが見られるとは思わなかった。
注4)風で飛ばぬよう文鎮を乗せてあった。希望すればいただけそうに思ったが、生憎1枚しか無かったので、私がこれをいただいてしまうと次の人の分がない。内容の写真撮影だけさせていただいた |
|