ページタイトル:浄福寺のモミ 当サイトのシンボルマーク

画像:浄福寺のモミ 名称 浄福寺のモミ (じょうふくじのもみ)
名称の典拠 なし
樹種 モミ
樹高 25m(注1) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岩手県気仙郡住田町世田米(せたまい)(清水沢)
 〃 3次メッシュコード 5841−54−75
 〃 緯度・経度 北緯39度08分53.6秒
           東経141度34分16.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月8日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 住田町役場の北西約800m。気仙川(けせんがわ)の左岸高台に真宗大谷派片松山浄福寺がある。
 大イチョウが立ち並ぶ参道並木で知られ、実は、前にもそのイチョウを目当てに浄福寺を訪ねたことがあった。
 その際も旧環境庁資料でこのモミのことは知っていたのだが、当時の私はまだ現役職業人であまりに長期間の休みが取れなかったこと、従って計画立案に関しては探訪対象をかなり絞り込んでいたことから、このモミに会うことはしなかった。
 それから11年。時間にも気持ちにも余裕が出来た。その頃を振り返ると、何故そんなにあくせく急いでいたのだろうと不思議なくらいである。
 モミは本堂の南側、本堂と墓地の間に立つ。頂部を失い、少々寂しげな姿で直立している。
 根元に目をやると、そろそろモミらしい肥厚が見られつつあるところ。残念ながらこの状態では、今後のさらなる肥大は望めそうにない。
 11年ぶりにイチョウにも再会する予定だったのだが、偶然この日はイチョウを大きく切り詰める強剪定の作業中。重機が入って、周囲は立入禁止。
 しばらく作業を眺めてから浄福寺を後にした。
ボタン:県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る