ページタイトル:白山神社の大クス 当サイトのシンボルマーク

画像:白山神社の大クス(幹と並ぶ) 名称 白山神社の大クス
    (はくさんじんじゃのおおくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 静岡県伊豆市城(じょう)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5239−30−50
 〃 緯度・経度 北緯34度57分43.3秒
           東経138度59分50.8秒
伊豆市指定天然記念物(1981年7月1日指定)
撮影年月日 2020年2月3日

注1)旧中伊豆町教育委員会が設置した案内板では「白山神社の大楠」と漢字で記されているが、天然記念物としての名称はカタカナ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による
注4)2004年4月1日、田方郡内4町が合併して伊豆市誕生。旧行政区は田方郡中伊豆町





 中伊豆小学校の北方約400m、城川(じょうがわ)右岸の山裾に白山神社が鎮座する。
 左図のクスノキは社殿のすぐ手前、向かって右。低い石垣を跨いで立つ。
 幹には細い注連縄。神木のように扱われているのだろう。
 昭和56年7月1日に旧中伊豆町から文化財(天然記念物)指定を受けている。
 ところで、地名の城(じょう)だが、案内板によると、城一族の一人、城平太が一時期この地に在住したことに由来すると考えられているらしい。
 城氏は越後国北部(現新潟県胎内市)の鳥坂城(とっさかじょう)において、女武者にして弓の名手板額(はんがく)とともに奮戦した後、敗れて家系が絶えたとされている。(南魚沼市の岩崎の大カツラには、板額に関わる伝説がある)
 新潟県人の私には、思わぬところで知己に出会ってびっくりするような、懐かしいような、不思議な感じがした。
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