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名称 地蔵院のシナノキ (じぞういんのしなのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 シナノキ
樹高 21m(注1)
目通り幹囲 7.3m(注1)
推定樹齢 250年(注1)
所在地の地名 秋田県雄勝郡羽後町中仙道字小森出(こもりで)
〃 3次メッシュコード 5840−52−96
〃 緯度・経度 北緯39度09分57.8秒
東経140度19分24.9秒
羽後町指定天然記念物(2002年8月2日指定)
撮影年月日 2019年5月10日
注1)秋田県緑化推進委員会刊「秋田の巨樹・古木」による
国道13号(湯沢横手道路)湯沢インターチェンジから、直線距離で西に約14km。県道57号(十文字羽後鳥海線)沿いの仙道小学校(2016年に廃校)と松倉ダムを結ぶ線分の中点付近。石沢川(いしざわがわ)の右岸側、標高316mの小山(山名不詳)を背に、曹洞宗森嶽山地蔵院がある。
鐘楼門が羽後町から文化財指定を受けている。
その説明に、『地蔵院三世□(虫偏に「審」)州興雲大和尚によって、宝永元年(一七〇四)に建立されたものとされるが詳細な記録はない』とある。宝永元年で3世ということだから、この寺伝が正しければ、地蔵院の創立は17世紀半ばと想像される。(途中に無住期間があれば別だが)。
シナノキは、お庫裏の裏手斜面に立つ。ご住職の許可を得て、シナノキに向かった。
一株ではなく、複数株の集合体である。見る角度によって、全体が纏まって見えたり、バラバラに見えたりする。ただし、全体として見れば、なかなかの大きさである。
カタクリが群生していたり、福寿草やサンカヨウが咲いていたりと、可愛い野草にも心惹かれた。
なるべく踏みつけぬよう歩いたつもりなのだが…。 |
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