ページタイトル:剱神社のエドヒガン 当サイトのシンボルマーク

名称 剱神社のエドヒガン
    (つるぎじんじゃのえどひがん)
名称の典拠 「新潟県の大桜」(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県糸魚川市宮平
 〃 3次メッシュコード 5537−47−37
 〃 緯度・経度 北緯37度01分47.9秒
           東経137度58分01.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月5日

注1)塩浦林也・正子編著、2017年1月15日刊行(非売品)
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 焼山(やけやま、2400m。通称新潟焼山)北斜面に発する早川(はやかわ)右岸、犂山(からすきやま、751m)南麓に剱神社が鎮座する。
 大同2年(807)創建と伝える古社で、もとは佐多(さた)神社と称したらしい。それが剱神社となった経緯については、神体が古代の剣であったためとも、東方5kmほどに聳える鉾ヶ岳(ほこがたけ、1316m)山頂に神を勧請したことに始まるからともいわれ、説が定まっていないようだ。(平凡社「新潟県の地名」より)
 拝殿前広場の中央付近に左図のエドヒガンが立つ。
 実測幹囲は395cm。新潟県内のエドヒガンとしてはなかなか大きい。
 ただし、桜の手前にスギが数本あって、陽光を制限してしまっている。そのため、桜の枝は上方に偏り、花もはるか上空。花を愛でる雰囲気ではない。
 本来、桜は陽樹である。今のような状態が続くと、花が云々どころか、桜そのものが衰弱する恐れが大きいように思われる。
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