ページタイトル:板見内神社の一本杉 当サイトのシンボルマーク

画像:板見内神社の一本杉(幹と並ぶ) 名称 板見内神社の一本杉
    (いたみないじんじゃのいっぽんすぎ)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 スギ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 360年(注2)
所在地の地名 秋田県大仙市板見内字北畑(注3)
 〃 3次メッシュコード 5940−14−74
 〃 緯度・経度 北緯39度29分08.8秒
           東経140度33分28.2秒
大仙市指定天然記念物(1985年2月6日指定)
撮影年月日 2019年5月11日

注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行。天然記念物指定名称は単に「杉」
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年3月22日、1市6町1村が大合併して大仙市誕生。旧行政区は仙北郡仙北町





 横堀小学校の東方約1.7km。川口川左岸の北畑集落の端、水田に囲まれて板見内神社が鎮座する。
 標柱側面の説明及び「秋田の巨樹・古木」、秋田県神社庁の神社紹介ページの説明を総合すると、延宝5年(1677)、出原家の先祖清兵ヱが氏神を祀って創立(出原家は酒造業を営んでいたが、のち廃業)。祭神は菅原大神(すがわらのおおかみ、天神さんのことだろうか?)。
 本来は出原家の守り神であったが、「土地の人々の信仰が篤かったため、板見(内)地区に下された」(秋田県神社庁)とのこと。正式名は北畑神社(きたばたけじんじゃ)だが、板見内神社と通称されることが多く、鳥居の額も「板見内神社」である。
 境内のほぼ中央、拝殿に向かって右手前に、大杉が立つ。失われた大枝が多いのが残念だが、なかなか力強い姿である。
 神社創建当時に植えられたと考えられているようだ。(「北畑の杉」と呼ばれることもあるらしい) 菅江真澄もここを訪れ、「月の出羽路」に描き残しているそうである。
 もとは大杉が2本あったが、戦後間もなく、片方を失ったということである。 
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