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名称 磯山神社の杉 (いそやまじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2) 今はもっと低い)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 栃木県鹿沼市磯町
〃 3次メッシュコード 5439−56−80
〃 緯度・経度 北緯36度29分27秒
東経139度45分15秒
鹿沼市指定天然記念物(1984年2月14日指定)
撮影年月日 2012年9月30日
注1)1985年3月に鹿沼市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
南押原小学校の南西200mほどのところに磯山神社がある。永延2年(988)の創建と伝える古社で、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)。はじめは当山明神(とうざんみょうじん)と称していたが、のち磯山明神と称した。磯山神社の名は、明治に入ってから(平凡社「栃木県の地名」による)。寛文2年(1662)落成と伝える本殿は県指定文化財。なかなか立派な神社だ。
境内のスギが2件、天然記念物に指定された。
その一つが拝殿脇に立つ夫婦杉。残念ながら、サイズ的には巨樹としてまだ物足りない(「少し大きめの画像」ページに写真あり)。
もう一つがこのスギ。本殿の後方。というか、境内の端、道路の近くに立っている。
分岐点から根元まで、縦に長く溝が見られる。案内板によると、これは落雷によって幹が裂けた痕らしい。(もともと合体木だった可能性がある。あるいは左の幹に見られる凹部のことを指しているのか?) その後遺症か、あるいは別の原因か知らないが、幹は2本とも、最上部を切断されている。
いろいろ傷を受けてはいるが、樹勢は悪くなさそうだ。 |
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