|
|
|
名称 石谷のカツラ (いしだにのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 不明
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県上越市吉川区石谷(注2)
〃 3次メッシュコード 5538−64−30
〃 緯度・経度 北緯37度11分48.2秒
東経138度30分13.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年3月9日
注1)まったくの目分量
注2)2005年1月1日、上越市に合併。旧行政区は中頸城郡吉川町
私が住む地域の小さな地方紙「上越タイムス」に、このカツラの情報が投稿されていた。根回り10mの大カツラだという。雪解けを待って、カツラに会いに行った。
記載どおりの大カツラだった。蘖(ひこばえ)を含めた幹回りは6.5m以上はあるのでなかろうか。
カツラが立つ石谷は、尾神岳(おかみだけ、757m)の南。旧吉川町(よしかわまち)の町名のもととなった吉川(よしかわ)上流の集落である。
この冬は平野部の積雪が極めて少なく、吉川中・下流域ではもうすっかり雪は無くなっていたが、上流部では、道路以外に雪がまだ多く残る。カツラの周囲も、道路側の半分は乾き、反対側は雪に埋もれていた。
投稿によると、ここには阿弥陀堂があったらしい。現在、御堂は失われてしまったが、カツラの周囲の石仏や石塔がその記憶を伝えているように思われる。(もしかして、石谷多目的経営改善施設がある場所に阿弥陀堂があったのだろうか?)
カツラは数本の株立ちで、この株以外にも、近くに数株見られる(「群生」とまではいかないが、少なくとも「ワンポイント」ではない)。かつてはこれよりもっと大きいものもあったようだ。
その頃の姿も見てみたかった。 |
|