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名称 石原のケヤキ (いしばらのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮城県黒川郡大郷町石原
〃 3次メッシュコード 5740−57−39
〃 緯度・経度 北緯38度26分51.8秒
東経140度59分03.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月13日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
大崎市の南に、大衡村(おおひらむら)、大和町(たいわちょう)、大郷町(おおさとちょう)と、「大」のつく市町村が3つ並ぶ。宮城県にはもう一つ、大河原町(おおがわらまち)もあるが、「大」がつく県内の5市町村のうち、4市町村が一ヶ所にかたまっているのは、偶然とはいえ面白い。
その大和町と大郷町を結ぶ県道241号(大和幡谷線)の大郷町側、最初の大字が石原である。
県道沿いの「石原」バス停から北に向かうと、石原公民館近くの三叉路の左手に、大きな樹冠が見える。それが標記の大ケヤキだ。
近くで男女の子供たちが数人、一緒に遊んでいた。訪ねたのが夕刻だったので、学校から帰ってきて、遊びながら夕飯の時間を待っているのだろう。
カメラを首に提げた初老のおじさんを見つけて、近寄ってきた。ケヤキの手前は草地の広場になっている。子供たちにとってはホームグラウンドのようなものだ。
何を撮影に来たのかとか、どこから来たかとか、あっちからもこっちからも質問が飛ぶ。好奇心が強くて元気の良い、好もしい感じの子供たちだ。子供はこうでなくてはいけない。
ケヤキには一向に興味が無さそうだったが、ケヤキの根元の小さな水たまりは、大切な遊び場の一つのようだった。オタマジャクシがたくさんいたとか、誰それがザリガニを獲ったとか、競うように、いろんな事を教えてくれた。
ケヤキも、自然のままに生長した感じ。
こんな子供たちに囲まれて、きっと毎日が楽しいことだろう。 |
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