ページタイトル:五郷飛鳥神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:五郷飛鳥神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:五郷飛鳥神社のスギ

画像:五郷飛鳥神社(川まで続く石段)
名称 五郷飛鳥神社のスギ
    (いさとあすかじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m/30m(注1)
目通り幹囲 6.4m/6.0m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 三重県熊野市五郷町寺谷
 〃 3次メッシュコード 5036−70−64
 〃 緯度・経度 北緯33度58分38秒
           東経136度03分08秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年6月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 初めて紀伊半島中南部を訪ねてみて、地形が険しいことがよく分かった。
 たとえば、尾鷲市と熊野市の境界近くに発した大又川は、南下して小阪の飛鳥神社近くで、4km強の距離まで海岸に近づく。ところが、そこで急に反転して、海岸とは反対の方向にどんどん北上し、北山川に合流するあたりでは、海から15kmほど離れてしまう。そこから今度は、蛇行しながら海岸線とほぼ平行に進み、最も遠い所では、海から約19km。新宮川と合流したのち熊野川となって、やっと普通の川のようにまっすぐ海に向かう。
 この五郷の飛鳥神社の横を流れるのも大又川なのだが、あとで流路を確認するまでは、頭の中が混乱してしまった。
 神社付近に駐車する場所が見つからなかったので、対岸に車を置いて歩いた。
 清流に架かる橋上から見ると、川原から神社に向かう石段が見えた。鳥居もある(下図は石段を神社側からみたところ)。手水場でなく、川で禊ぎを済ませてから参拝せよ、ということなのだろうか。
 石垣の先、拝殿の手前左右に、一対の大杉が立っている。向かって左の方が、ひとまわり大きい。いすれも御神木とされているようで、細い注連縄が巻かれている。
 根元が円錐形に広がり、しっかり足を踏ん張っている感じ。
 樹勢も良く、まだまだ大きくなりそうだ。
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