ページタイトル:飛鳥神社の四本杉 当サイトのシンボル

画像:飛鳥神社の四本杉(幹と並ぶ)

画像:飛鳥神社、鳥井脇のスギ
名称 飛鳥神社の四本杉
    (あすかじんじゃのしほんすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 三重県熊野市飛鳥町小阪
 〃 3次メッシュコード 5036−70−38
 〃 緯度・経度 北緯33度56分47秒
           東経136度05分53秒
熊野市指定天然記念物(1969年7月17日、「小阪の飛鳥神社社叢」として境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2009年6月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 熊野市周辺には飛鳥神社が数社ある。四本杉の飛鳥神社は、飛鳥町小阪。大又川右岸に鎮座している。
 国道42号の小阪橋東信号で県道737号を西に入ってすぐ。小阪橋を渡ると、右手に神社、左手に大駐車場がある。
 まず、県道に面した鳥井脇の大杉が迎えてくれる(下図、右手のスギ)。旧環境庁資料で幹周6.6mとあるのがこれだ。なかなかの体格である。
 石畳の参道途中にも大杉。上記資料では、目通り3m以上の巨樹が計8本登録されている。
 標記の四本杉は、本殿の後方。注連縄が掛けられている。
 社叢全体が天然記念物指定を受けているため、勝手に手を入れられないのだろう。周辺にはさまざまな稚樹が育っているが、四本杉までは、踏み分け道がついている。ときどき四本杉を訪れる人がいるのだ。
 案内板を見ると、それには、どんな樹種がどのように境内で生きているか、いわゆる樹林の現況が記されているのみで、大杉については言及されていない。
 社叢全体を指定したのであるから、もちろん記述は理にかなっているのだが、記念物指定に際しては、これら大杉が少なからぬインパクトを与えたに違いない、と、部外者の私は、勝手に思い込むことにした。
 
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