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名称 入小滝のヤマザクラ (いりこだきのやまざくら) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ヤマザクラ 樹高 17m(注2) 目通り幹囲 5.5m(注2) 推定樹齢 300年(注2) 所在地の地名 栃木県大田原市寺宿(てらじゅく)(注3) 〃 3次メッシュコード 5540−31−04 〃 緯度・経度 北緯36度55分18.0秒 東経140度10分48.5秒 大田原市指定天然記念物(1973年12月14日指定) 撮影年月日 2019年4月6日 注2)大田原市公式ウェブサイト中の文化財紹介ページによる 注3)2005年10月1日、大田原市に合併。旧行政区は那須郡黒羽町 両郷中央小学校の南の道を東に進み、小さな峠を一つ越えると、前松葉川の谷に出る。そこから右岸を谷奥に向かって道なりに2kmほど走ると、左手、道路脇の山裾にヤマザクラが見える。 案内板によると、ここは入小滝の佐藤家の古くからの墓地で、なかには延宝年間(1673〜81)の墓碑も含まれているそうである。 ヤマザクラは根元で大きく2幹に分かれ、一方は直立、他方はまるで寝ている。 昭和61年(1986)3月の雪害で枝が折れ、支柱が立てられたと案内板にあったが、上記大田原市文化財紹介ウェブページによれば、平成25年(2013)1月の大雪で、さらに南側の大枝が折れたという。南側の枝というのは、寝そべっている支幹の先端のことだろうか。そういえば、同ページに掲載されている写真に比べ、幹を支える柱がずいぶん短くなっている。 よく見ると、被害が無かったはずの直立幹がまったく枯れている。これはいったいどうしたことか。 残念ながら、近いうちに樹姿がすっかり変わってしまいそうである。 |
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