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名称 稲佐神社の楠A (いなさじんじゃのくすのきA) 名称の典拠 天然記念物指定名称より(注1) 樹種 クスノキ 樹高 30m(注2) 目通り幹囲 11.0m(注2) 推定樹齢 600年(注3) 所在地の地名 佐賀県杵島郡白石町辺田字稲佐(注4) 〃 3次メッシュコード 4930−50−98 〃 緯度・経度 北緯33度09分48.3秒 東経130度06分04.6秒 佐賀県指定天然記念物(1965年7月23日、境内のもう1本の大クスと合わせ、「稲佐神社の楠」の名称で2本をまとめて指定) 撮影年月日 2015年3月22日 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 注3)白石町が設置した案内板による 注4)2005年1月1日、杵島郡内の3町が合併して白石町誕生。急行政区は杵島郡有明町 武雄市との境界線上に山頂がある犬山岳(いぬやまだけ、342m)から東南東に延びる稜線の先端、標高80mほどの中腹に、稲佐神社が鎮座する。 白石町公式ウェブサイトの説明によれば、平安時代の歴史書「日本三大実録」貞観3年(861)8月24日の条に、肥前国稲佐神が従五位下を授けられた旨の記述があるそうだ。少なくともそれ以前には成立し、貞観の頃には既に近隣によく知られていたことが推測される。 麓の辺田(へた)集落との高低差は約70m。まっすぐ延びる自然石の石段もなかなか風情があるが、この日は楽をして、自動車で上らせてもらった。 境内の大クス2本が佐賀県から文化財指定(天然記念物)を受けている。 図の大クスは、社務所脇の境内平面の縁。そしてもう1本は鐘楼近くに立っている。 データでは、図の個体の方が少し大きいことになっているが、見た感じだけではわからない。いずれ劣らぬ大クスである。 なお、天然記念物の2本以外にも、手洗い近くのクスノキなど、気になる大クスが数本あった。(写真は省略) |
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