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名称 田沢いなり杉 (たざわいなりすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 40m(注2)
目通り幹囲 7.3m(注2)
推定樹齢 500〜600年(注2)
所在地の地名 新潟県東蒲原郡阿賀町田沢(注3)
〃 3次メッシュコード 5639−34−73
〃 緯度・経度 北緯37度38分46.8秒
東経139度32分02.2秒
津川町指定天然記念物(1990年4月1日指定)(注3)
撮影年月日 2002年8月27日
注1)津川町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)現地の案内板による
注3)2005年4月1日、郡内4町村が合併して阿賀町誕生。旧行政区は津川町
国道49号の福島県境近く、福取トンネルの手前を右折して津川カントリークラブに向かう。田沢はその途中。田沢川が作った小さな盆地の中の集落である。
その集落の1軒、広瀬家の屋敷内に大杉が立つ。根元には、広瀬家の守護神として稲荷が祀られているので、昔から「いなり杉」と呼ばれて親しまれてきたようだ。お稲荷様のご利益で落雷にあったこともないという。
別に、この杉には白蛇が1000匹住んでいるとも言われ、伐採は固く禁じられてきた。
ちょうど奥様が戸外に出ておられたので、撮影の許可をいただいて庭に入った。大杉は土蔵の裏に立っている。近づいて見上げると、すごい迫力である。
上写真で、天女の羽衣のように見えるのはフジ蔓。蔦も巻き付いていたようだ(撮影時は枯れていた)。
他の植物とも自然につきあってきた大杉は、頭頂部までしっかり青葉をつけている。
雪で枝が折れることもよくあるそうだが、素人目には、まだまだ元気が良さそうに見えた。 |
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