ページタイトル:生目神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:生目神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 生目神社のクスノキ (いきめじんじゃのくすのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 8.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮崎県宮崎市生目(いきめ)
 〃 3次メッシュコード 4731−63−90
 〃 緯度・経度 北緯31度55分06秒
           東経131度22分37秒
宮崎市指定天然記念物(1973年3月12日指定)(注2)
撮影年月日 2012年8月3日

注1)宮崎市公式WEBサイト「市指定天然記念物」による
注2)指定日は上記サイトによる。現地の標柱では8月12日となっている





 生目神社は、かつては活目と書いたこともあるといい、眼病に霊験あらたかなりとして信仰を集めているようだ。
 社殿の手前にイチョウ、向かって右にクスノキ、左にオガタマノキの計3本が目に付く。このうち後2本が市天然記念物とされている。
 明治3年(1870)、新政府の「藩庁宮崎局」から、クスノキを伐採(して材木として提供?)するよう令達があったが、神慮を恐れた氏子たちは、伐らぬよう願い出た。そして玄米3石8斗を代償に伐採が免除された。と、そんなことがあったらしい。
 嬉しかったのか、腑に落ちかねたのか、その辺の真意は不明だが、氏子たちは、その事実を碑文に刻んで後世に残すことにした。
 左図で樹下に見えるのは、その石碑である。
 
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