|
↑別種の葉 ↓ムクノキの若葉 |
名称 池田のムクノキ (いけだのむくのき) 名称の典拠 なし 樹種 ムクノキ 樹高 19m(注1) 目通り幹囲 5.7m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 京都府福知山市池田 〃 3次メッシュコード 5235−71−05 〃 緯度・経度 北緯35度15分33.4秒 東経135度11分44.7秒 福知山市指定天然記念物(1970年3月2日指定) 撮影年月日 2010年6月5日 注1)環境省巨樹データベースより(1999年調査) 舞鶴若狭自動車道福知山インターから、国道9号を3.5kmほど京都側に向かったところに、市天然記念物のカゴノキとムクノキが並んで立っている。 「大神宮のムク」と呼ばれることもあるようなので、大きな神社の境内にあることを想像していた。 しかし、実態はこの通り。小さな祠と、大きな石灯籠があるのみ。(石灯籠は文政7年(1824)に建立され、常夜灯として用いられていたようだ) カゴノキもそうだが、ムクノキもかなり樹勢が衰えてきたようだ。 地上2mほどで幹が2本に分かれ、うち1本は、その少し上で、さらに3本に分岐しているのだが、そのうち2本は既に枯れて切断されている。根元には空洞もできていそうだ。 地上1mほどのところに何かの稚樹が根を下ろしている。鳥が種を運んできたのかも知れない。その近くにはムクノキ本体の若葉も見える。 国道9号は、昔の京街道でもある。ムクノキの近くでは、旧街道は北側を通っている。 街道沿いの大きなムクノキとして、昔から近隣の人々に親しまれてきたのだろうと思われる。 |
|||||||