ページタイトル:五十子平のカスミザクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:五十子平のカスミザクラ 名称 五十子平のカスミザクラ
    (いがごだいらのかすみざくら)
名称の典拠 「新潟県の大桜」(注1)
樹種 カスミサクラ
樹高 不明
目通り幹囲 3.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県十日町市松之山五十子平(注3)
 〃 3次メッシュコード 5538−45−90
 〃 緯度・経度 北緯37度05分08.9秒
           東経138度37分56.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月23日

注1)塩浦林也・正子編著、2017年1月15日刊行(非売品)
注2)「新潟県の大桜」による
注3)2005年4月1日、十日町市に合併。旧行政区は東頸城郡松之山町。道路が住所境界だとすればここは五十子平だが、マピオン地図に示された境界線が正しいならば、この地点は猪之名(いのみょう)に属することになる





 松之山と津南を結ぶ国道353号は、現在、越道川(こえどうがわ)と東川(ひがしがわ)の間に横たわる山並みを高館トンネルで通過するが、少し前まで、ここは峠道だった。その旧国道の峠に左図のカスミサクラが立つ。
 この道は今までに何度も通っていたのだが、木々に隠れて幹がよく見えないため、幹囲が3mもあるとは気づかずに通り過ぎていた。「新潟県の大桜」に出会わなかったら、これからもそうだっただろう。
 ご覧のように、桜の下から直登するのは無理なので、道路との段差が少ないところで取り付いて、林内の残雪を踏みしめながら桜に近づいた。
 上記データは伊達じゃなかった。明らかに他の木々よりも大きい。急斜面に根を下ろし、陽光を求めて幹を斜めに伸ばしている。
 豪雪地帯ゆえ、折れた枝も目につくが、思ったより多くの大枝を残している。
 樹林内にあって、他の木々と負担を分け持っているからかも知れない。
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