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画像:一之堰の大欅(幹と並ぶ)

画像:一之堰の大欅
名称 一之堰の大欅 (いちのせきのおおけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 新潟県胎内市下館(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5739−03−75
 
〃 緯度・経度 北緯38度04分09.7秒
           東経139度26分36.4秒
黒川村指定天然記念物(1971年12月1日指定)(注3)
撮影年月日 2006年3月11日(左写真)
        2010年11月14日

注1)設置者、設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年9月1日、2町村が合併して胎内市誕生。旧行政区は北蒲原郡黒川村





 胎内川に架かる国道7号線黒川大橋の上流側右岸に立つケヤキ。注意してみれば、国道からもよく見える。
 ここは、胎内川扇状地の扇頂部にあたる。「一之堰」の名は、この辺りに取水堰があったことを示していると思われる。
 地名の下館は、ここに三浦和田氏の一族黒川氏の居館があったことに由来する(平凡社「新潟県の地名」)。ケヤキが生を受けるより以前の話であろう。
 案内板によれば、江戸時代中期には既に大ケヤキはあったようで、胎内川を渡る際の目印とされていたという。
 ケヤキの根元には、小さな空洞があり、内部で火を焚いた形跡がある。大人が入るには小さすぎるので、幼い子が火遊びでもした跡であろうか。 
 
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