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名称 市野沢のウメ (いちのさわのうめ)
名称の典拠 なし
樹種 ウメ
樹高 9m(注1)
目通り幹囲 3.4m(注1)
推定樹齢 200年(注1)
所在地の地名 栃木県大田原市市野沢
〃 3次メッシュコード 5540−20−95
〃 緯度・経度 北緯36度54分48.6秒
東経140度03分52.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年6月29日
注1)2020年3月に大田原市が設置した「おおたわら令和の名木選」案内板による
これまでに出会ったウメ巨木というと、樹姿に艱難の歴史を内包するような長老が殆どで、華やかさよりも厳めしさを伴うことが多かったように思うが、このウメは違う。治療の痕はあるものの、今も元気いっぱい。働き盛りの壮年期といった印象。
単幹で立ち上がったのち、大きく4支幹に分かれ、幅の広い見事な樹冠を戴いている。
ウメというと、収穫に便利なように背丈を切り詰めて剪定されることが多いものだが、このウメについては、剪定されることもなく、のびのびと育ててもらったように思われる。
ウメが立つのは、東北新幹線那須塩原駅から直線距離で東南東に約4.3km、周囲を耕地に囲まれたお屋敷内。私有物のウメである。
訪ねたとき、あいにくお留守だったが、案内板の柱に「マナーを守って見学しましょう」と書いてあったこと、案内板からウメまで通路らしきものが作られていることから、ウメの近くまで入らせていただいた。(その後、お向かいを訪ねて私の行為をお伝えいただくようお願いしたが、無断撮影についてはどうかお許しいただきたい) |
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