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名称 一ノ宮の白樫 (いちのみやのしらかし) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 シラカシ 樹高 不明 目通り幹囲 7.5m(注2) 推定樹齢 400年(注3) 所在地の地名 滋賀県長浜市木之本町大音(注4) 〃 3次メッシュコード 5336−21−06 〃 緯度・経度 北緯35度30分23.0秒 東経136度12分27.5秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2007年8月20日 注2)現在は2部分に分裂してしまっているが、かつては全体で1本の幹であったと思われる。その外周を目分量で 注3)上記案内板による 注4)2010年1月1日、長浜市に合併。旧行政区は伊香郡木之本町 黒田のアカガシと伊香具神社を結ぶ道の途中、余呉川に架かる一ノ宮橋の西に、このシラカシが立っている。 根元には「野大神」と刻んだ石柱。この地では、カシ、ケヤキ、スギなど樹種によらず、路傍に立つ大木は「のがみ」と呼ばれているらしい。 かつては雲を突く大木だった時代もあるのかも知れないが、今は年老いて、ご覧の通り。中心部はすっかり朽ちてなくなり、皮の部分だけで立っている。横から見ると、その皮も一部を失って、2つの部分に分かれてしまった。 全体で一柱の神様であるから、両部分にまたがって注連縄が巻かれている。 神様ではあるが、威圧するような感じはしない。集落の繁栄や、そこに住む人々の幸福を、黙って陰から支えてくれているような、そんな身近な感じのする野神様である。 |
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