ページタイトル:赤羽のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:赤羽のケヤキ

名称 赤羽のケヤキ (あかばねのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 600年(注1)
所在地の地名 栃木県芳賀郡市貝町赤羽
 〃 3次メッシュコード 5440−60−35
 〃 緯度・経度 北緯36度31分48秒
           東経140度03分45度
市貝町指定天然記念物(1990年6月1日指定)
撮影年月日 2012年9月28日

注1)芳賀郡市文化財保護審議会連絡協議会「芳賀の文化財」第24集(2011年2月刊行)による





 赤羽工業団地の北、上赤羽交差点の近くに、心身統一合氣道会の総本部がある。そして、ここは創始者である藤平氏のお屋敷でもある。標記のケヤキは、そのなかに立っている。
 施設内見学希望者は事務所に連絡するよう、案内表示があった。ケヤキの見学と写真撮影をしたい旨、申し出たところ、快く応じて下さり、まだ来たばかりだという若い方が、ご親切にケヤキまで案内して下さった。
 ケヤキは「氣の霊樹」とされている。
 合気道のことはよくわからないが、まず、自らの心身が安定した状態になることが必要らしい。心や身体に力みがあってはいけないという。大ケヤキは、欲を持たず、力まずして、自然体をもって、ここまで生きてきた。そこに学べということだろうか。
 大ケヤキは、かなり老齢のようだ。各所に治療痕が見られるのは、大切にされてきた証しだろう。
 かつては大きく4幹に分かれていたのでなかろうか。そのうち、元気が良いのは1本のみ。残念ながら樹勢は良くない。
 生あるものは、いずれ後輩に道を譲らなければならない。この道理を曲げることは叶わないが、できるだけ、ケヤキには頑張ってもらいたいものである。
 
ボタン:栃木県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る