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名称 市神の柳 (いちがみのやなぎ)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 シダレヤナギ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 秋田県横手市雄物川町今宿(注3)
〃 3次メッシュコード 5840−73−44
〃 緯度・経度 北緯39度17分31.0秒
東経140度25分40.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月6日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)その「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年10月1日、横手市に合併。旧行政区は平鹿郡雄物川町
今宿は旧雄物川町中心部。東西に連なる商店街の中ほどに1本のシダレヤナギの大樹が立っている。
根元の案内板には「市神様」とあった。どうやら、このヤナギそのものが、商店街を守護する神様であるらしい。
達筆な文字で墨書された案内板は、文字が日に焼けて、全文を読むことが出来ない。
このヤナギは霊樹で、老いては倒れ、倒れては若返って大樹となった。宝永年間(1704〜11)、今宿に三・九の市(下1桁が3または9の日に開かれる市)が始まってからは、市に集まる人々の崇敬を集めるようになり、いつしか市神様とされるようになった。
概要を察するに、およそ上のようであるらしい。(全文が読めないので、一部に私の推測も混じる)
道路は舗装され、電線が張り巡らされて、神様の居場所は少々窮屈になったが、今も元気な様子である。
※その後、地上2mほどの高さでばっさり伐られてしまった(なにがあったのか不明)。でも、まだ枯死したわけではなく、細い枝を何本も出している姿がグーグル・ストリートビュー(2022年7月撮影)で確認できた(2022/10/04追記) |
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