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画像:古屋敷の千本桂

画像:古屋敷の千本桂(幹と並ぶ)
名称 古屋敷の千本桂
    (ふるやしきのせんぼんかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 15.3m(注2)
推定樹齢 580年(注3)
所在地の地名 岩手県九戸郡軽米町晴山字古屋敷
 
〃 3次メッシュコード 6041−33−90
 
〃 緯度・経度 北緯40度19分48.3秒
           東経141度22分46.4秒
軽米町指定天然記念物(1973年4月1日指定)
撮影年月日 2006年7月31日(左の画像)
        2017年5月11日(少し大きめの画像)

注1)1998年2月1日に軽米町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 字横枕から字古屋敷に至る道の脇に立っている。
 なかなかの体格だ。旧環境庁が平成元年(1989)に実施した巨樹・巨木林調査では、全樹種中、岩手県内ナンバーワンとされたカツラである。
 太い幹が密集して立ち、根の感じも一体感がある。
 そのうち何本かの幹が途中で切断されているのがお分かりだろうか。以前、腐朽した幹が倒れ、それを切った痕だそうだ。上部がスカスカした感じになってしまった。
 が、その後、何らかの対策が取られたものか、現在の樹勢はすばらしい。
 ここには清水が湧いていたらしく、水飲みに立ち寄った牛方が挿したまま忘れていった杖が根付いて、この大カツラになったと言い伝えられている。
 
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