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画像:古宮の大ヒノキ(幹と並ぶ) 名称 古宮の大ヒノキ (ふるみやのおおひのき)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 ヒノキ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 愛知県新城市作手清岳(つくできよおか)字宮山(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5237−33−64
 
〃 緯度・経度 北緯34度58分20秒
           東経137度25分41秒
作手村指定天然記念物(1957年6月1日指定)
撮影年月日 2007年2月3日

注1)1991年に旧環境庁が刊行。同書では「古宮の大桧」と漢字になっているが、愛知県のホームページなどではカタカナであり、多分これが天然記念物指定名称だと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年10月1日、新城市に合併。旧行政区は南設楽郡作手村





 国道301号から甘泉寺のコウヤマキに向かう県道に入ってすぐ、左手に白鳥神社が鎮座している。
 神社の裏山一帯は、武田信玄が築城した古城址で、「古宮城址」と名付けられている。神社そのものも、他の白鳥神社と区別するため、古宮と呼ばれているようだ。
 神社の裏山を登ると、稜線上に大ヒノキが立っていた。周辺は若いスギとヒノキの混成林。山道の入口には案内表示があり、距離もさほどでないので、迷うことはなかった。
 2幹に分かれていたうち、1本が失われて今の姿になったようだ。傷痕が痛々しい。幹の失われた側の表皮は既に朽ちてしまっているが、反対側(写真では裏側)は、まだしっかりしている。
 しかし寄る年波には勝てず、根も弱ってきているようで、倒壊を防ぐためにワイヤが張られていた。
 なお、鳥居の背後や山道の途中には、なかなか立派なスギが立っている。このヒノキがなければ、十分に主役になれる体格である。
 
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