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画像:普門院山門の笠松(幹と並ぶ)

画像:普門院山門の笠松(全景)
名称 普門院山門の笠松
    (ふもんいんさんもんのかさまつ)
名称の典拠 なし
樹種 アカマツ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 600年以上(注1)
所在地の地名 宮城県本吉郡南三陸町入谷(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5841−03−54
 
〃 緯度・経度 北緯38度43分03.0秒
           東経141度25分37.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月22日

注1)1991年8月1日に志津川町教育委員会と志津川町文化財保護委員会が連名で設置した案内板による。「指定第1号」とあるが、何に指定したのかが記されておらず不親切。町の名木にでも指定したのだろうか?
注2)実測値
注3)2005年10月1日、2町が合併して南三陸町誕生。旧行政区は本吉郡志津川町





 曹洞宗吟松山普門院の参道入口、黒塗りの冠木門(かぶきもん)の脇に、姿の良いアカマツが立っている。株立ちかと思って近づいたら、紛れもなく1本の大松であった。(上記案内板では「山門笠松」の名で紹介されていたが、このページでは、所有者の名を冠させてもらうことにする)
 太さも十分。樹勢も姿も良く、その存在を、遠くからはっきり望むことができる。名松と呼んでいいアカマツである。なぜ、こんな素晴らしい大松が、平成元年(1989)の旧環境庁調査で洩れてしまったのだろうか。
 普門院境内には、他にも「指定第2号」のイチョウと、「指定第3号」のヒノキがある。いずれも目通りは3mを超え、いわゆる「巨樹」の範疇に達しているが、このアカマツを見たあとでは、残念ながら見劣りしてしまうことは否めない。

※その後伐採されてしまったようで、今はもう姿を見ることが出来ない。(2017.03.01追記)
 
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