ページタイトル:保月の地蔵杉 当サイトのシンボル

画像:保月の地蔵杉

画像:保月の地蔵杉(幹と並ぶ)
名称 保月の地蔵杉 (ほうづきのじぞうすぎ)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 滋賀県犬上郡多賀町保月
 〃 3次メッシュコード 5236−62−88
 〃 緯度・経度 北緯35度14分17.0秒
           東経136度21分13.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年5月9日

注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)その「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 多賀大社御神木がある杉坂峠を下り、今は廃村となった杉集落の神社跡のスギを見て、さらにその先の保月(ほうづき)に足を延ばした。峠を越えても、相変わらず狭い山道である。
 集落に至る少し手前に、小さな地蔵堂があった。そして、小堂を守るように4本の大杉が立っている。
 もっとも、背後の2本は、根元が癒着しており、合わせて1本とされているようだ。旧環境庁資料には、3本の大杉が登録されている。
 ずいぶん山深い地にあるため、多賀町民でも、ここまで訪ね来る人は少ないと思われるが、それにしては、周辺が小ざっぱりしている。誰か、ときどき手入れをしに来られる方がいるのだろう。
 4本は、つかず離れず、平行に天を目指している。
 大杉と祠との、こぢんまりした距離感もいい。
 巨木としての大きさは、さほどのものでもないが、なんとなく気に入った。
 
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