名称　蓬莱の松　（ほうらいのまつ） 名称の典拠　現地の樹名板（注1） 樹種　アカマツ 樹高　１６ｍ（注2） 目通り幹囲　３．０ｍ（注2） 推定樹齢　２００年（注2） 所在地の地名　秋田県仙北市田沢湖町田沢字春山（注3） 　〃　３次メッシュコード　５９４０−４５−８５ 　〃　緯度・経度　北緯３９度４４分１７．２秒 　　　　　　　　　　　東経１４０度４１分３７．０秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２０２０年９月２６日 注1）設置者名・設置年月とも不詳 注2）秋田県緑化推進委員会編「秋田の巨樹・古木」による 注3）２００５年９月２０日、仙北郡内の２町１村が合併して仙北市誕生。旧行政区は仙北郡田沢湖町 　田沢湖の北東岸の一部が白砂を敷き詰めたような湖岸となっている。 　左図の松はその近くの県道脇に立ち、「蓬莱の松」と名付けられた。紫雲たなびく山々を背景に、清澄な湖面と白砂。そんな環境を、仙境の一つとされる蓬莱に擬えた命名だろうか。地元では有名な松のようで、地理院地図にもその名が載っている。 　かなり傾いて立ち、数本の支柱で支えられている。 　傾いて立つこと自体は一つの風情と見られなくはないが、道路側に伸びた枝がみな切られたようで、上部と下部の間がちょっと間延びしてしまった。樹形はあまり良くない。 　湖面側に伸びた枝の下を遊歩道が通っている。それを少し歩くと白砂の湖岸に出る。