名称　豊年杉　（ほうねんすぎ） 名称の典拠　現地の標柱（注1） 樹種　スギ 樹高　４０ｍ（注2） 目通り幹囲　１０．１ｍ（注2） 推定樹齢　不明 所在地の地名　栃木県鹿沼市上粕尾（注3） 　〃　３次メッシュコード　５４３９−６４−８３ 　〃　緯度・経度　北緯３６度３４分２９．０秒 　　　　　　　　　　　東経１３９度３２分２５．０秒 粟野町指定天然記念物（１９７０年５月１日指定） 撮影年月日　２００７年４月２８日 注1）粟野町教育委員会が設置（設置年月不詳） 注2）環境省によるフォローアップ調査（２０００年）による 注3）２００６年１月１日、鹿沼市に合併。旧行政区は上都賀郡粟野町 　旧粟野町から足尾町に至る県道１５号線（鹿沼足尾線）沿い、上粕尾小学校がある集落に豊年杉と名付けられた大杉が立っている。 　場所は日光神社々務所前駐車場の端。県道からは見えないかも知れない。 　下図は社務所側から見た姿。こちらが表の顔か。 　上図は、反対側斜面から見上げるようなアングルで撮影した姿。野性味のある力強さで、伸し掛かってくるような迫力がある。 　根元近くから２本の幹が立ち上がり、さらに上部で数幹に分かれている。 　幹に焦げ跡が見られる。焦げ跡はかなり上部まで続いている。 　近くにお住まいの方に伺ったところ、これは落雷によるのではなく、２０〜３０年前、子供が空洞に入って火遊びをしたためという。 　子供もさぞ驚いたことだろう。大杉の生命に大した影響が及ばなくて幸いだった。 　写真ではよくわからないが、下図の左側面に鉄板で覆った部分がある。これは、腐朽を防ぐというより、いたずらっ子が再び入り込まないようにするための処置なのかも知れない。