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名称 細尾の大桂 (ほそおのおおかつら) 名称の典拠 「南三陸滝見隊」ブログ 樹種 カツラ 樹高 不明 目通り幹囲 13m(注1) 推定樹齢 不明 所在地の地名 宮城県気仙沼市細尾 〃 3次メッシュコード 5841−34−61 〃 緯度・経度 北緯38度58分34.6秒 東経141度30分50.7秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2024年6月11日 このカツラは、今回の宮城県探訪の主目的の一つ。上記「南山陸滝見隊」ブログで存在を知り、是非訪ねたいと思っていた。 訪ねてみると確かに大きい。建物と道路との間にある5m×2mほどの長方形スペースの全てを占めるように立っている。(上記幹囲データは長方形の4つの角を直径1mの4分円で置き換えた図形の周長を計算したもの) ここにある全てが同一個体から生じたかどうかは不明。もしかしたら初めから複数株あったのかも知れない。ただし全体としての一体感はある。 長方形内部には空隙もあり、かつてそこに別の幹があったようにも見える。このカツラは第2世代なのかも知れない。 いずれにしろ樹勢は良好。大きな緑の樹冠が頼もしい。 国道45号と同284号を結ぶインターチェンジ近くから松川川(まつかわがわ)の谷を北へ遡り、小さな峠を越えた後は八瀬川(やっせがわ)沿いに北上する。 この谷の最奥の集落が細尾。県道209号(上八瀬気仙沼線)もここまで。(道自体はさらに続き、県境の峠を越えて陸前高田市に至る。グーグルのストリートビューで峠付近を確認すると、舗装はされているようだ) カツラが立つのは県道のすぐ横。一つ手前の角地(かくじ)集落の少し先。 県道にしても、途中から細くなって離合が困難になる。このルートを利用する人はごく少ないことだろう。 このカツラを知る人も少ないと思われる。 |
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