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名称 乳下がりのイチョウ (ちちさがりのいちょう)
名称の典拠 「秋田の巨樹・古木」(注1)
樹種 イチョウ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 秋田県由利本荘市猟師町(注3)
〃 3次メッシュコード 5940−00−63
〃 緯度・経度 北緯39度23分32.6秒
東経140度02分29.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年5月16日
注1)2008年7月に秋田県緑化推進委員会が刊行
注2)上記「秋田の巨樹・古木」による
注3)2005年3月22日、1市7町が合併して由利本荘市誕生。旧行政区は本荘市
子吉川(こよしがわ)の河口近く、本荘大橋と由利橋の間の左岸側に猟師町があり、そこに真宗大谷派超光寺がある。(隣は肴町(さかなまち)。川に近いこともあって漁師町かと思っていたが、猟師町であった)
平凡社「秋田県の地名」によると、超光寺は文明5年(1473)に松ヶ崎村に開基。慶長3年(1598)、境内に松林寺、同4年に専念寺が建立され、元和年間(1615〜24)に3寺ともに現在地に移ったという。
左図のイチョウは本堂の手前、向かって右。
ご覧のように、たくさんの気根(乳柱)が見られ、これが樹名の由来。大きく発達したものはないが、数は多い。
このように気根をたくさんつけたイチョウは、妊産婦が豊富な母乳を祈願する対象とされることが多い。
ここではどうなのだろうか。 |
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