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名称 本郷町のケンポナシ
(ほんごうちょうのけんぽなし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケンポナシ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 栃木県那須塩原市本郷町(注4)
〃 3次メッシュコード 5540−30−65
〃 緯度・経度 北緯36度58分36.1秒
東経140度03分47.0秒
那須塩原市指定天然記念物(2002年4月23日指定)
撮影年月日 2012年9月28日
注1)那須塩原市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査による)
注3)上記案内板による
注4)2005年1月1日、3市町が合併して那須塩原市誕生。旧行政区は黒磯市
本郷町は、旧黒磯市中心部の北。晩翠橋南詰の東側、那珂川右岸に沿ったあたり。
鍋掛(本郷町の南東2〜3kmのところ)から那須温泉に至る古道に面して、ケンポナシが立っている。江戸時代、この道は「湯街道」と呼ばれたらしい。(那須塩原市公式ホームページの説明より)
すばらしいケンポナシである。私の乏しい探訪歴では、これだけ大きく、しかも樹勢の良いケンポナシは、ほかで見たことがない。
幹にはキヅタが巻き付き、太い蔓が異様な表情を見せている。これ以上キヅタがのさばっては肝心のケンポナシの樹勢を損ねてしまうということか、最近、蔓の根元が切断されたようだ。一種独特の姿が見られなくなるのは残念だが、やむを得ない処置であろう。
近年、上記の古道が拡幅された。この道は、JR東北本線を潜り、国道4号と市街地を結ぶ幹線道路の一つとなる予定。私が訪ねた時点では、まだ開通していなかったので交通量は少なかったが、近いうちに車の通行がかなり増えそうだ。
ケンポナシに悪影響が出なければいいが。 |
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