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名称 檜山追分の松 (ひやまおいわけのまつ) 名称の典拠 なし 樹種 クロマツ 樹高 10m(注1) 目通り幹囲 3.2m(注1) 推定樹齢 200年(注1) 所在地の地名 秋田県能代市檜山字上館 〃 3次メッシュコード 6040−20−18 〃 緯度・経度 北緯40度10分42.4秒 東経140度06分13.2秒 天然記念物指定 なし(注2) 撮影年月日 2019年5月14日 注2)天然記念物ではないが、このクロマツは、秋田県指定史跡「檜山追分旧羽州街道松並木」(1973年7月12日指定)のなかの1本であるから、秋田県指定文化財である 江戸幕府が街道に並木を植えることを奨励したこともあって、街道に並木はつきものだったと思われる。 暑い夏には緑陰を与え、冬は風雪から旅人を守ってくれる。また、雪の朝にも並木があることで、道が分からなくなることもない。つまり道しるべの役割も果たしたという。(国交省関東地方整備局横浜国道事務所のウェブサイトより) 鉄道が出来て、旅人が街道を歩くことがなくなり、自動車の時代になって道路拡幅が必要になると、維持管理が必要な並木は、利便性に負けてどんどん失われていった。また、道路脇の農地からは日影になると邪魔にされることもあったかも知れない。今では、一部の地区を除いて、街道の並木を見ることは出来なくなった。 その貴重な並木がここに残っている。 檜山川(ひやまがわ)右岸を走る県道4号(能代五城目線)に旧羽州街道が並び、ごくわずかな距離ではあるが、松並木が残っている。 松並木の位置は、JR奥羽本線東能代(ひがしのしろ)駅から直線距離で東南東に約3.6km。この年(2019)3月末をもって閉校となった崇徳(そうとく)小学校からは北西に約700m。(県道からよく見える) 推定樹齢が正しければ、弘前藩や黒石藩の参勤交代の行列を眺めてきた松並木である。 |
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