ページタイトル:一村尾のエノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:一村尾のエノキ(幹と並ぶ) 名称 一村尾のエノキ (ひとむらおのえのき)
名称の典拠 なし
樹種 エノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県南魚沼市市野江(一村尾)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538−57−72
 〃 緯度・経度 北緯37度09分08.0秒
           東経138度54分09.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年9月2日

注1)地表面から1.3mの高さ(ちょうど分岐するあたり)における幹囲を実測
注2)2004年11月1日、大和町・六日町の2町が合併して南魚沼市誕生。旧行政区は南魚沼郡大和町





 上越新幹線浦佐(うらさ)駅の南西、天神川の扇状地に広がる集落が一村尾(ひとむらお)だ。
 国道17号から県道58号(小千谷大和線)に入り、十日町市中条方面に向かうと、集落の西端付近、いよいよここから山道というところに、左図のエノキが立っている。
 傍らに手作りの案内板があり、十二神社と書かれていた。根元の小さな石祠のことだろうか。寛政2年(1790)生まれの石工太郎兵衛の名も記されていた。この石祠を作った人物なのだろうか。
 エノキのことも記されており(案内板には「くすの木」とあったが誤り)、推定樹齢を212年としている。石祠の設置とほぼ同時期に植えられたと伝えられているのだろう。
 隣接して植えられた2本が合着したのではなかろうか。
 訪問時現在、環境省巨樹データベースに未登録なので、私有物なのか共有物なのか等、エノキについての詳細は不明だが、2012年10月撮影のグーグル・ストリートビューでは見られなかった木柵が設置されているなど、大切にされている様子が見てとれる。
(このエノキの情報も「新潟の大杉と天然杉」のOさんからいただいた。感謝)
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