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名称 檜生原の大シイ (ひさはらのおおしい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 高知県高岡郡四万十町桧生原(注4)
〃 3次メッシュコード 4933−60−75
〃 緯度・経度 北緯33度13分57.8秒
東経133度04分00.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月28日
注1)高知県緑化推進委員会が設置?(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月20日、2郡にまたがる2町1村が合併して四万十町誕生。旧行政区は高岡郡窪川町
川口小学校の近くから、四万十川支流の井細川(いさいがわ)を遡る県道が328号(小味野々川口線)。この県道を道なりに北上すると、西側の山裾に、半球形の大きな樹冠が見えてくる。それがこのスダジイだ。
個人の所有物だが、お庭の外に立っているので、自由に見学は可能である。(ご好意で公開して下さっているのだがら、マナーはしっかり守ろう)
案内板によれば、山崩れによって、山上から現在地に移動したと伝えられているらしい。疑念もないではないが、確かに背後の山には、斜面が崩れた跡が見える。
また、20年ほど前までは、隣に立つクロガネモチを伝い、シイの木に乗り移って遊ぶ子供たちの姿が見られたともある。
その子たちも大きくなって、木登りする者もいなくなった。今は木陰に涼み台を置いて、地域の人々の憩いの場となっているそうだ。
全国にはこれより大きいスダジイもたくさんあるが、姿の美しさ、立地の良さ、樹勢の良さ、それに地域の人々に愛されていることで、他に引けを取らない。
スダジイ名木の一つに挙げてもいいのではなかろうか。
※その後、大枝を多く失い、無残な姿に変じてしまった。(この情報を下さった高知県のMさんに感謝)(2024/11/19追記) |
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