ページタイトル:広瀬神社のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:広瀬神社のイチイガシ 名称 広瀬神社のイチイガシ
    (ひろせじんじゃのいちいがし)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチイガシ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 愛媛県喜多郡内子町本川(ほんがわ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5032−26−86
 〃 緯度・経度 北緯33度34分26.9秒
           東経132度49分35.8秒
愛媛県指定天然記念物(1950年10月10日指定)
撮影年月日 2013年5月17日

注1)天然記念物指定名称は単に「イチイガシ」。それでは他と区別できないので、神社名を冠して呼ばせてもらうことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年1月1日、旧「内子町」を含む2郡3町が合併して新「内子町」誕生。旧行政区は上浮穴郡小田町





 広瀬神社境内には、大ケヤキが2本とこのイチイガシ、計3本の県指定天然記念物の巨樹が立つ。同時の指定かと思っていたが、イチイガシの方がひと足早かった。
 指定は60年以上前。当時は、今よりさらに堂々たる枝振りだったと想像する。(ただし、幹囲については、当然ながら、今の方がかなり太い)
 左写真の裏側には、三角形の開口部が見える。外見からはわかりにくいが、実は幹の内部には大きな空洞がある。財団法人愛媛の森林(もり)基金が刊行した「えひめの巨樹・名木」によれば、空洞の広さは、小学生20人が入れるほどという。支幹の内部では、かなり上まで空洞が続いているらしい。
 空洞の有無により、外から加わる力に対する抵抗力には差が出るが、樹勢の良否とはあまり関係が無い。樹勢は目下良好のようだ。
 三島神社のイチイガシとともに、愛媛県を代表するイチイガシ巨木である。
 
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