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画像:平山熊野神社夜泣松(幹と並ぶ)

画像:平山熊野神社夜泣松(遠景)
名称 平山熊野神社夜泣松
    (ひらやまくまのじんじゃよなきまつ)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 アカマツ
樹高 29m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県長井市平山
 
〃 3次メッシュコード 5740−10−10
 
〃 緯度・経度 北緯38度05分48.6秒
           東経140度00分17.2秒
長井市指定天然記念物(1974年11月7日指定)
撮影年月日 2004年8月3日

注1)長井文化財保護委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 ずいぶん背の高いマツで、近くまで行くと、ポツンと抜きん出たキノコ形の樹冠が目に入る。
 松枯れ病の影響もあり、マツの巨木が次々と失われるなか、単幹のマツでこれだけのサイズは珍しくなってしまった。
 しかし、このマツにしても、大枝のほとんどを失った。もはや、マツの樹形ではないと言ってもいいほどだ。
 「夜泣松」の名は、長野県大鹿村の夜泣き松同様、子供の夜泣きに霊験があるからという。大鹿村では、夜泣きを治すため、小枝を枕元に置くことになっている。ここではどうなのだろう。
 以前は2本あったらしい。今は1本になってしまったが、先だったつれあい(?)の分も長生きして欲しいものである。

追補:残念ながら、このマツもマツノザイセンチュウに冒され、2005年に枯死してしまった。(2013.9.17追記)

 
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