ページタイトル:平福美術館のスズカケノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:平福美術館のスズカケノキ 名称 平福美術館のスズカケノキ
    (ひらふくびじゅつかんのすずかけのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スズカケノキ
樹高 不明
目通り幹囲 3.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 秋田県仙北市角館町表町上丁(おもてまちかみちょう)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5940−34−15
 〃 緯度・経度 北緯39度36分07秒
           東経140度33分38秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年9月26日

注1)「平福記念美術館」が正しい名称だが、勝手に縮めさせてもらった
注2)まったくの目分量
注3)2005年9月20日、仙北郡内の2町1村が合併して仙北市誕生。旧行政区は仙北郡角館町





 角館武家屋敷通りの一角、通りから少し奥まったところに平福記念美術館がある。角館出身の日本画家平福穂庵(ひらふくすいあん)・百穂(ひゃくすい)父子をはじめ、角館ゆかりの芸術家の作品を主とした美術館だ。
 道路から美術館へのアプローチの途中に、左図のスズカケノキが立つ。
 平凡社「日本の野生植物 木本T」によると、スズカケノキは、『バルカン半島からヒマラヤにかけて分布し、古くから街路樹あるいは庭園木としてヨーロッパに紹介され、日本には明治初期に渡来した』とのこと。従ってこの木の樹齢も150年未満と思われる。
 街路樹でよく見かけるプラタナスの仲間だが、しばしば目にするのは近縁のモミジバスズカケノキ(注4)で、スズカケノキを目にすることは少ない。
 環境省巨樹データベースに全部で8本のスズカケノキが登録されている。幹囲はいずれも3m台。最大でも380cmである。
 この個体も国内最大級の1本と思ってよさそうだ。

注4)アメリカスズカケノキとスズカケノキの交配種。スズカケノキはアメリカスズカケノキやモミジバスズカケノキに比べ、葉の切れ込みが深いのが特徴
ボタン:秋田県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る