ページタイトル:姫井の水神木 当サイトのシンボル

画像:姫井の水神木(全景)

画像:姫井の水神木
名称 姫井の水神木 (ひめいのすいじんぼく)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 伝承200年(注2)
所在地の地名 熊本県菊池市旭志弁利(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−36−59
 〃 緯度・経度 北緯32度57分50.8秒
           東経130度52分15.5秒
菊池市指定天然記念物(2005年10月3日指定)
撮影年月日 2011年8月1日

注1)2009年3月に菊池市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年3月22日、菊池市に合併。旧行政区は菊池郡旭志村





 合志川左岸、県道329号(原植木線)の横に立つムクノキ。県道を走っていて、上図の姿を見逃すことはまずない。
 案内板によれば、少し前までは、根元から清水が湧いていたらしい。水量が豊富で、まるで噴水のようだったとも伝えているらしい。この地区の生活用水としても用いられたとも。そのため、このムクノキが巨木になるにつれ、水神木と呼ばれるようになったと思われる。「水神さん」と呼ばれることもあるという。
 その湧水だが、今は見あたらない。あるときにピタッと止まってしまったらしい。せっかくの名水をこのまま失うのは惜しいと、今はポンプで汲み上げ、道路の下を通して、合志川の川原に噴出させている。(県道脇に「乙姫湧水」の案内板がある。川原に下りる階段の脇には柄杓も用意されている)
 「姫井」の方は集落名であるが、この名についても伝承がある。しかし、説明が長くなったので、こちらの方は「乙姫神社のイチョウ」のページに譲ろう。 
 
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