ページタイトル:平安の大楠 サイトのシンボル

画像:平安の大楠

画像:平安の大楠(幹と並ぶ)
名称 平安の大楠 (へいあんのおおくすのき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 8.7m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 静岡県伊豆市土肥(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5238−26−84
 
〃 緯度・経度 北緯34度54分39.1秒
           東経138度47分53.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年2月15日

注1)自然木を磨いて作った樹名板。1991年に設置。設置者名が記されていないが、多分、土肥神社が設置したと思われる
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記樹名板による
注4)2004年4月1日、田方郡内4町が合併して伊豆市誕生。旧行政区は田方郡土肥町





 土肥の町では、駿河湾に注ぐ土肥山川の河口と両岸を囲むように、家々が並んでいる。
 土肥神社は、右岸側、山裾。旧土肥町役場からは、東に400mほど。
 境内の入口、社殿に向かって左手前に、「平安の大楠」と名付けられた大クスが立っている。
 神社が設置したと思われる樹名板には、樹齢一千年とある。1000年前と言えば平安時代だ。その時代に生を受け、いまだに生き続けている大クスは、ほんのちょっとだけ平安時代を覗くことができるタイムトンネルのごとし、ということなのだろうか。
 大枝を多く失い、背が低くなってしまった。しかし、両足をしっかり踏ん張り、何本もの手を大きく広げたように見える姿は、まだ威厳を失ってはいない。
 旧土肥町内では、300mほど離れた安楽寺のクスと双璧をなす大クスである。
 
ボタン:静岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る