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名称 林野神社のケヤキ
(はやしのじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 岡山県美作市朽木(くつぎ)(注4)
〃 3次メッシュコード 5234−31−92
〃 緯度・経度 北緯35度00分08.2秒
東経134度09分25.2秒
美作市指定天然記念物
撮影年月日 2016年3月25日
注1)美作市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記樹名板による
注4)2005年5月31日、2つの郡に跨る5町1村が合併して美作市誕生。旧行政区は英田郡美作町
北から流れてきた梶並川(かじなみがわ)と、東から流れてきた吉野川の合流点に、城山(249m)が聳える。城山の名は、室町から戦国のころ、ここに林野城があったからだろう。
地形図で見ると、城山の東は、天から大杓子で掬い取ったような地形になっていて、そこに朽木(くつぎ)集落がある。(かつての吉野川の蛇行跡と思われる)
朽木では、吉野川右岸を国道179号が東西に走るが、国道の一部は集落を迂回するように、川から少し離れる。そこでは、吉野川寄りにもう1本の道が東西に通っていて、林野神社はその道に南面している。
この道を通すとき、林野神社の境内を分断したようだ。その結果、神木の大ケヤキは、道から見て、社殿の反対側になってしまった。
ところで、なぜか、岡山県にはケヤキ巨樹がごく少ない。ケヤキが普通に見られる地方では信じられないだろうが、これでも県下で五指に入ると思われる大ケヤキなのである。 |
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