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名称 早馬神社のイチョウ (はやまじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 宮城県気仙沼市唐桑町宿浦(注2)
〃 3次メッシュコード 5841−25−71
〃 緯度・経度 北緯38度54分10.0秒
東経141度38分21.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月16日
注1)環境省巨樹データベース(2012年調査)による
注2)2006年3月31日、気仙沼市に合併。旧行政区は本吉郡唐桑町
唐桑(からくわ)半島の根元、西側の海岸近くに早馬神社がある。
最も近い海岸から神社まで、直線距離で約100m。境内は標高約12mの高台にあるのだが、平成23年(2011)の大津波を免れることは出来なかった。境内の「東日本大震災唐桑復興祈願碑」には、高さ2.2mのところに、津波の到達高さが刻まれている。(不幸中の幸いで、建物が流されることはなかった)
大イチョウが立つのは、参道の途中。当然、境内よりも標高は低い。境内に立って、復興祈願碑に刻まれた水平線と見比べて見ると、全高の半分ほどまでイチョウは水没したようだ。
流されることはなかったにしても、松や杉ならその後枯死してしまいそうなものだが、イチョウは何食わぬ顔で、たくさんの若葉を纏っている。いつものことながら、イチョウの生命力の強さには、つくづく感心する。
根元近くで複数の支幹に分かれる樹形のため、1本1本の幹は決して太くないが、全体としてのボリューム感はさすがである。 |
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