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画像:行人塚の大欅

画像:行人塚の大欅(全景)

画像:行人塚の大欅
名称 行人塚の大欅 (ぎょうにんづかのおおけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 13.6m(注2)
目通り幹囲 6.4m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 新潟県新潟市西蒲区熊谷(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5638−57−18
 
〃 緯度・経度 北緯37度46分01.4秒
           東経138度58分30.8秒
潟東村指定天然記念物(1964年7月23日指定)(注3)
撮影年月日 2002年9月24日(左の写真)
        2022年11月3日(少し大きめの画像)

注1)潟東村教育委員会が設置(設置年月不詳)。「ぎょうにんづか」の読み方は「にいがた巨樹・名木100選」による
注2)1999年に新潟県緑化推進委員会が刊行した「にいがた巨樹・名木100選」による
注3)2005年3月21日、広域市町村合併により新潟市に編入。旧行政区は西蒲原郡潟東村





 旧潟東村役場の東方約1km。県道218号のすぐ脇に立っているので、見つけるのは容易。
 潟東村教育委員会が設置した案内板に、ケヤキに纏わるさまざまな出来事が記されていた。
 この木は天文年間(1532〜55)の初めに、又左エ門なる人物が植えたもの。2本植えられたのだが、次第に密着し、あたかも1本の木のようになった。
 しかし170年前の中之口川の洪水で片方が枯れ、残った方は枯木を抱え込んで益々繁茂し、通行人に良い休憩場所を提供するようになった。そして、いつの頃からか、御神木として崇められるようになった。
 行塚(行人塚)の名の起こりは、あるとき、当地に流行した悪疫退散を祈って、行人が自ら生き埋めとなり、村人を救った故事によるという。
 案内板の記述が正しいとすると、枯れた方の1本は南側に立っていたらしい。幹の南側は雨水が入らぬよう鉄板で覆われ、根元には大きな空洞が開いている。
 地上5mほどで主幹を失っているので、背丈は高くない。
 1994〜5年に樹勢回復治療が行われた。それが功を奏したか、葉をたくさん繁らせ、樹勢は良いようだ。
 
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