ページタイトル:郷祖の欅 当サイトのシンボルマーク

画像:郷祖の欅(幹と並ぶ) 名称 郷祖の欅 (ごうそのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注3)
推定樹齢 360年(注4)
所在地の地名 新潟県新発田市舟入町1丁目
 〃 3次メッシュコード 5639−72−34
 〃 緯度・経度 北緯37度57分09.0秒
           東経139度18分28.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年1月26日

注1)「新発田市長」名で設置(設置年月不詳)。この名前の『由来は不明』だとしている
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版}による。名称以外のデータはそのまま現環境省巨樹データベースに引き継がれている(訪問時現在)
注3)「新潟の大杉と天然杉」による。環境省データでは幹囲340cmとなっているが、ご覧のように実際はずっと大きい。実測はしなかったが、「新潟の大杉と天然杉」に載る数値は概ね妥当に思われたので…
注4)上記案内板による





 日本海東北自動車道聖籠新発田(せいろうしばた)インターチェンジと新発田市役所を結ぶ線分の中点付近、新発田川左岸に面して神明社が鎮座する。
 境内の入口には如意輪観音と地蔵の2菩薩像が並び、ケヤキのそばには湯殿山碑、古峰神社碑と庚申塔。ここはさまざまな信仰が入り交じる祈りの場所のようだ。
 昭和54年(1979)10月9日、境内の大ケヤキが新発田市から保存樹木第1号の指定を受けた。地元の方々から「郷祖の欅」と呼ばれて親しまれていたらしいが、由来は不明とのこと。
 左図でお分かりのように、幹の一部に大きな穴が開いていて、それを人工物で塞いである。一の枝の跡だろうか? いずれにしろ、この穴は樹勢に影響していないようだ。
 もともと途中で枝分かれするような樹形だったらしく、背は低いが樹冠にはボリュームがある。
 新発田市内一番の大ケヤキである。(訪問時現在、環境省巨樹データベースによる)
ボタン:新潟県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る