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ページタイトル(五智国分寺のケヤキ)


画像:五智国分寺のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 五智国分寺のケヤキ (ごちこくぶんじのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県上越市五智3丁目
 
〃 3次メッシュコード 5538−51−98
 
〃 緯度・経度 北緯37度10分05.9秒
           東経138度13分31.8秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2002年5月

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 五智国分寺東門の石段の南に立つ。
 天平年間(729〜49)に聖武天皇の勅願により全国に建てられた国分寺の一つ。しかし、当初の国分寺の位置は定かではない(一説に海中に没したとも言う)。現在の国分寺は、荒廃を嘆いた上杉謙信が、永禄5年(1562)に臨済宗円通寺跡に再建したもの。最近まで立派な五智如来像を本尊としていたが、残念なことに、昭和63年(1988)の火災で焼失してしまった。
 国分寺は天台宗だが、境内には親鸞上人像を安置する親鸞堂もある。これは、鎌倉前期の承元年間(1207〜11)に越後流罪となった親鸞が、一時期国分寺に寄偶していたことから。(既述のように当時の国分寺はここには無かったが)
 ケヤキの傍には簡素な鐘楼があり、全国でも珍しいステンレス製の梵鐘が掛かっている。平成9年(1997)4月27日、住友金属直江津製造所が鋳造部門を廃止する機会に、最後の作として造って当寺に寄贈したもの。自由に撞くことができる(注2)。

注2)その後、どんなことがあったのか、撞くことはできなくなった


追記:2007年12月21日、このケヤキも伐採されてしまった。
 
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