ページタイトル:祇園の天狗大杉 当サイトのシンボル

画像:祇園の天狗大杉_1

画像:祇園の天狗大杉(遠景)

画像:祇園の天狗大杉(幹と並ぶ)
名称 祇園の天狗大杉 (ぎおんのてんぐおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 37m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 1200年(注3)
所在地の地名 岡山県高梁市巨瀬町
 〃 3次メッシュコード 5233−24−79
 〃 緯度・経度 北緯34度53分53.5秒
           東経133度36分42.3秒
高梁市指定天然記念物(1963年7月26日指定)
撮影年月日 2010年8月23日


注1)1997年3月に高梁地方振興局が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による





 国道313号多和山トンネルに乗っかっている山の稜線を、西に2kmともう少し辿ったところが祇園山(標高550m)である。
 真言宗補陀落山感神院祇園寺は、山頂の南南東300m地点。標高は約480m。弘仁3年(812)に空海が開いたと伝えられている。
 祇園山の山頂付近にある寺だが、東の国道313号からも、西の県道310号からも自動車道が通じている。
 左中図に見える楼門のすぐ先に、千手観音を本尊とする本堂(観音堂)があり、さらにその先、もう一段高いところに、牛頭天王を祀る鎮守社(祇園宮)がある。大杉は祇園宮拝殿の手前、向かって右手。
 地上4m付近から次々と大枝を出し、こんもりした樹冠を形成している。
 この姿を、祇園寺本尊に因んで、千手観音のようだと見る向きもあるようだ。「天狗大杉」の名は、大山(だいせん)に向かう天狗が、途中、この大杉で羽を休めたからだとか。
 弘法大師空海の手植えだという伝承もある。まさか、そこから樹齢を算出したわけではないと思うが。
 なかなか立派な大杉である。
 
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