|
中央の個体か、向かって右少し奥のどちらか
真木渓谷を遡って行くと見えてくる(右奥) |
|
名称 源太寺跡の姥杉 (げんたじあとのうばすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 秋田県大仙市太田町太田(注2)
〃 3次メッシュコード 5940−25−33
〃 緯度・経度 北緯39度32分09秒
東経140度40分18秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年8月7日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注2)2005年3月22日、1市6町1村が合併して大仙市誕生。旧行政区は仙北郡太田町
斉内川上流、真木渓谷に入って間もなく、山中に立つ大杉が見えてくる。真木集落からは1km強。狭い未舗装路だが、乗用車でも行けなくはない。
大杉の立つ場所は、かつての源太寺の跡地である。
以前、寺があったのなら、山道くらいはあるだろうと、甘く考えていたのが間違いだった。自動車道の脇に源太寺跡を示す案内板はあるのだが、道らしきものは全然無い。おまけに少し離れた所からは見えるスギの姿が、ここからは見えない。
方向もよく分からずに、胸ほどもある下草を藪こぎしなければ、大杉に達することはできそうにない。普通の服装では、とても無理な相談だ。道からはいくらでもなさそうだが、雨で草がびっしょり濡れていることもあって、この地点まで達したことで満足することにした。
源太寺は、後三年の役で訪れた源八幡太郎義家との関係を伝え、名から2字を貰って源太寺と称したという。その後、角館に移ったようである。 |
|