ページタイトル(真柄家の大ケヤキ) サイトのシンボル

画像:真柄家の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 真柄家の大欅 (まがらけのおおけやき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 新潟県新潟市秋葉区柄目木(がらめき)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5639−51−41
 
〃 緯度・経度 北緯37度47分29.8秒
           東経139度08分33.5秒
新津市指定天然記念物(1993年1月20日指定)(注4)
撮影年月日 2003年12月23日

注1)金属板のスマートなもの(1994年3月10日に新津市教育委員会が設置)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。なお、上記の樹名板は樹高、目通りをそれぞれ16m、7.8mとしている
注3)上記樹名板による
注4)2005年3月21日、広域市町村合併により新潟市に編入。旧行政区は新津市





 JR磐越西線に沿って新津と五泉を結ぶ県道7号線の北にある。一般に住宅街にある背の低い巨木を探すのは大変だが、大字柄目木あたりで所有者の真柄さんのお宅を問えば、たいていわかるはずである。
 というのは、真柄家はその起源を16世紀末まで遡る旧家だからである。祖先真柄仁兵衛氏が露頭を発見した草水(石油)は、産油量日本一となった一時期もあった。
 大ケヤキは広い敷地の、道路から正門に至る空間に立っている。周囲には、ケヤキがのびのびと枝をのばせるよう、広いスペースが与えられている。とても大切にされているのだ。
 ところで、あまり知られていないが、旧新津市にはすばらしい巨木資料がある。新津市教育委員会が1993年3月31日に刊行した「緑の文化財 新津の巨樹・名木」という本である。市内全体で535本の木が調査され、その7分の1ほどについては、写真と丁寧な解説文が載せられている。
 かなりの費用と労力を要する事業だったと思うが、巨木に心を惹かれる者の一員として拍手を送りたい。
 
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