ページタイトル:二見の大ムク ロゴ:人里の巨木たち

画像:二見の大ムク 名称 二見の大ムク (ふたみのおおむく)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 奈良県五條市二見4丁目
 〃 3次メッシュコード 5135−45−05
 〃 緯度・経度 北緯34度20分38.9秒
           東経135度41分12.2秒
国指定天然記念物(1957年5月8日指定)
撮影年月日 2014年3月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)「文化財保護委員会」が設置した石柱による(設置年月不詳)





 JR和歌山線大和二見(やまとふたみ)駅の南東約300m。立派な構えの旧家の庭に、巨大なムクノキが立つ。
 講談社「日本の天然記念物」によると、地上7m付近で分岐、天然記念物指定当時の樹高は30mを誇ったという。同書の写真撮影時にも21mの高さがあったそうで、豊かな樹冠を戴く姿が紹介されている。(刊行は1995年。撮影年月不詳)
 それに比べ、現在はずいぶん寂しくなってしまった。寄る年波には勝てないのだろう。
 かつて当地の手鞠歌に「二見辻々、馬場だらけ、ムクノキ裸で飛んで出た、つかんで放るは(云々)」と歌われたというムクノキである。(これも「日本の天然記念物」より)
 是非とも長生きしてもらいたいものだ。
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