ページタイトル:古戸野神社の杉 当サイトのシンボル

画像:古戸野神社の杉(全景)

画像:古戸野神社の杉(幹と並ぶ)
名称 古戸野神社の杉 (ふるとのじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 45m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町桑野内
 〃 3次メッシュコード 4931−01−46
 〃 緯度・経度 北緯32度42分38秒
           東経131度12分22秒
五ヶ瀬町指定天然記念物(1993年3月9日指定)
撮影年月日 2012年7月30日

注1)天然記念物指定名称は「杉」。これではどの個体を指すのか不明なので、私のサイトでは神社名を冠して呼ぶことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 古戸野神社を訪ねたのは、朝8時を過ぎた頃。もう日はとうに昇っているのだが、周囲は濃い霧に包まれていた。
 参道を進んで行くと、やがて霧の向こうから、大杉がぼうっと姿を現した。
 参道の若いスギたちは、いわゆるオモテスギのタイプだが、このスギはウラスギの系統のようだ。やや細長くはあるが、円錐形でなく、半球形の樹冠を戴いている。
 折損枝も殆ど無い。周囲に競う相手がいないことでもあり、四方に万遍なく枝を伸ばしている。綺麗な形の樹冠だ。
 向かって右手の林内にも、ウラスギと思しき大杉が1本見える。これら2本は、参道のスギが植えられる以前から境内に立っていたと思われる。

画像:大杉の根元の動物たち

 大杉の根元には、上図のような、可愛い石の動物がいた。鎮守の森に住む、大杉の友達なのだろう。大杉の傍にいるのが嬉しくてたまらない、といった表情をしている。
 量産品ではなさそうだ。作者がここに置いたのだろうか。
 おかげで、大杉と作品と、印象に相乗効果が生じて、2倍(?)楽しませていただいた。
 
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