ページタイトル:舟ノ尾神社のオガタマノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:舟ノ尾神社のオガタマノキ 名称 舟ノ尾神社のオガタマノキ
    (ふねのおじんじゃのおがたまのき)
名称の典拠 なし
樹種 オガタマノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 4.6m(注1)
推定樹齢 350年(注1)
所在地の地名 宮崎県西臼杵郡日之影町七折(舟ノ尾)
 〃 3次メッシュコード 4831−73−54
 〃 緯度・経度 北緯32度37分48.7秒
           東経131度25分21.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月18日

注1)宮崎県が設置した「みやざきの巨樹百選」案内板による





 五ヶ瀬川左岸高台、国道218号(日之影バイパス)の北に舟の尾集落がある。
 集落内に設置された高千穂(舟の尾)代官所の案内板(設置者名・設置年月とも不詳)によれば、高橋元種(たかはしもとたね。1571〜1614)が改易され、陸奥棚倉藩(現福島県)にお預け処分となった後、延岡城主となった有馬直純(ありまなおずみ、1586〜1641)が舟の尾に高千穂代官所を設置したらしい。初代代官は当地方の有力者津隈宣次(案内板では直次)。
 「ひむか巨樹マップ」によれば、代官となった宣次が「住居を舟の尾に定めるにあたり、舟の尾神社に天満宮を再建してオガタマノキを植えたと伝えられる」そうである。上記の推定樹齢は、伝承とほぼ呼応している。
 左図のオガタマノキがそれだと思われる。
 鳥居の手前で右に折れ、ミカン畑の脇の道を歩いて行くと、40mほどでオガタマノキの横に出る。
 オガタマノキは、主幹を途中で失っているが、残る支幹は元気が良さそうだ。根張りも力強い。
 色白な樹肌を持つオガタマノキである。
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